クマと衝突した列車、乗客ら8人が車両内に7時間缶詰で夜を明かす…別のクマが出没する恐れで出られず

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10月30日午後11時25分頃、北海道富良野市島ノ下のJR根室線の線路上で、滝川発富良野行きの普通列車(1両編成)がクマと衝突した。
JR北海道によると、乗員・乗客8人にけがはなかったが、周辺に別のクマが出没する恐れがあったため、列車の中で夜を明かし、乗客5人は約7時間後にタクシーに乗り換えた。列車の下に巻き込まれたクマは、31日朝にハンターらが撤去した。列車はエンジン機器が故障し、自走できなくなったという。
同市によると、クマは体長1・8メートル。事故の影響で、JR根室線は、この列車を含む計7本が運休した。

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