【独自取材】子猫を袋に…「猫捨て山」 自治体が調査へ

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山で見つけた、モゾモゾと動く白い袋。中からは何やら甲高い鳴き声が…。袋を開けてみると、鳴き声の主は3匹の子猫でした。
周辺住民から「猫捨て山」と呼ばれているのは、佐賀県と長崎県の県境にある、標高776メートルの国見山。今、その「猫捨て山」にある公園に、猫が捨てられる被害が相次いでいます。
白い袋に入れられた子猫を発見したのは、猫の保護を手伝っているという女性。
この3年間だけで、女性は35匹の捨て猫を発見したといいます。保護した猫の中にはやせ細り、毛並みがボロボロになってしまった猫も…。
保護団体は、発見した猫たちの譲渡会などを開いて里親を募るなどしていますが、次々と新たな猫が捨てられる現状に憤りを感じています。
猫を発見した女性:本当人間は勝手だなって感じます。役場の方々にちょっと連帯していただいて、必ず防犯カメラの設置と、悪い人がいないか見回りをしていただいたら、もうこのようなことがないんじゃないかなって思います
公園がある有田町も、この事態を問題視。今後、公園に防犯カメラを設置し、不審な行動が見られた場合は、警察に通報するなど対策をとっていくといいます。
(めざまし8 9月30日放送)

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