容貌を放送された不起訴の男性、TBSと和解成立…条項に謝罪とネット画像の削除

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詐欺未遂事件で逮捕されて不起訴になった男性が、事前の約束に反して容貌(ようぼう)をテレビ番組で放送され肖像権を侵害されたなどとして、TBSテレビに2200万円の損害賠償を求めた訴訟で、男性と同社との和解が12日に東京高裁(梅本圭一郎裁判長)で成立した。
男性側の代理人弁護士によると、和解条項には同社が男性に対して謝罪し、放送時の映像や画像がインターネット上に掲載されている場合は削除に努めることなどが盛り込まれたという。
今年3月の1審・東京地裁判決は放送の違法性を認めて同社に550万円の支払いを命じたが、双方が控訴していた。

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