青木理氏 ジャニ会見に「500人近い人から相談、そのうち…世界的にも未曽有の未成年への性加害事件」

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ジャーナリストの青木理氏が8日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。2日に行われたジャニーズ事務所の2度目の記者会見について言及した。
同事務所は創業者である故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、今月2日に2度目の会見を行い、社名変更などを発表。5日には事務所本社に設置していた看板を撤去した。
一方、会見をめぐっては特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」の存在が判明。リストには、6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、挙手し続けながら指名されなかった東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏らの名前があった。同事務所はリストへの関与を否定。会見を運営した「FTIコンサルティング」は、リストの作成を認めて謝罪し、事務所の関与や承認はなかったとした。
また、「NGリスト」のほかに“指名候補リスト”があり、そのリストに載っていたTBSの藤森祥平アナウンサー、芸能リポーターの駒井千佳子氏が実際に指名されていた。
青木氏は「今回の会見で僕がショックだったのが、予想通りだったんだけれどもショックだったのは、500人近い人から、もうすでに相談があって、そのうち300何十人の人が補償を求めていて、ジャニーズ側が在籍確認しただけでも150人の人が在籍確認できた」と言い、「第三者委員会でも指摘されたように数百人レベルの性加害があるというのは世界的に見ても未曽有の未成年に対する性加害事件ですよね」と指摘していた。

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