「ひこにゃん」にライバル?! その名も「わるにゃんこ将軍」 東京・日本橋に現る、泣き出す子供も

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滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」に、ライバル「わるにゃんこ将軍」が登場した。
体形はひこにゃんと似ているが、体の色は濃い青で、鋭い目つきと黒い兜(かぶと)が特徴。この着ぐるみが、東京・日本橋の県情報発信拠点「ここ滋賀」で開かれたイベントで初めて披露された。今後、ひこにゃんと並ぶキャラクターとして人気を集めるか注目される。
わるにゃんこ将軍は、彦根市が令和4年度、原作者のもへろんさんに制作を依頼した「ひこにゃん絵本」第3弾に登場。絵本の中では、彦根城下でひこにゃんになりすまし人々を困らせるが、ひこにゃんに正体を見破られて逃げ出すストーリーになっている。
この着ぐるみが、ここ滋賀で9月23日開かれたイベントで初披露された。会場には、もへろんさんや和田裕行・彦根市長らも?お祝い?に駆け付けた。フォトセッションもあり、来場者は早速、わるにゃんこ将軍とひこにゃんのツーショット撮影などを楽しんだ。
市によると、かわいいひこにゃんとは対照的なわるにゃんこ将軍の登場で、ベビーカーに乗っていた子供が泣き出し、親が笑って慰める場面もみられるなど、反響は上々だった。
この日からここ滋賀で、わるにゃんこ将軍の関連グッズが先行販売された。
わるにゃんこ将軍は今後、もへろんさんが代表を務める「もへろんスタジオ」が所有するキャラクターとして、彦根市の第三セクター「四番町スクエア」が管理・運営する。彦根市内のイベントなどに不定期で登場するほか、自治体、民間企業など各種団体からの要請に応じて全国に派遣される予定。
また、9月29日に彦根市の四番町スクエア内にオープンした「ひこにゃんショップ」を中心に、関連グッズも販売される。
市の担当者は「市公認のライバルキャラクター。ひこにゃんと同様、かわいがってもらえれば」と話している。

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