「人前で仲良くしている夫婦」ほど、離婚しやすい理由。うまくいく夫婦関係の“奥深さ”とは

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人前でラブラブの姿を見せる夫婦が必ずしも長続きするとは限りません。むしろ、周りからうまくいっていると認知されている夫婦ほど、急に離婚をしてしまうことも少なくありません。なぜ、そんなことが起こってしまうのでしょうか?
「夫婦仲がいいこと」をアピールしなくてはいけない理由がある 前提として、「本当に仲が良く、人前でもラブラブの夫婦」もいるので、ケースバイケースではありますが、うまくいっている夫婦ほど「わざわざ他人にいい関係であることをアピールする必要性を感じていない」ことは多いでしょう。
アピールすることで他人に嫉妬されることもあるし、当人同士が納得していたら、他の人に“仲の良さ”をひけらかす必要はないからです。 では、なぜ「人前で仲良くしている夫婦」は、わざわざ夫婦の仲がいいことをアピールしなくてはいけないのでしょうか。主な理由は下記の2つが考えられます。
(1)夫婦関係がうまくいっていないから、外では他の人に悟らせないように、仲の良いフリをしている(2)ビジネスにおいて、“うまくいっている感”を出さなくてはいけない (1) が離婚しやすいのはもちろんのこと、(2)はビジネスが終われば仲のいいフリをする必要がなくなるので、関係も終了する可能性が高いでしょう。
夫婦は「相手を“空気”のように感じる関係」がうまくいく?一緒に暮らしていたらいろいろなことが起こります。時には、パートナーに優しくばかりしていられないこともあるでしょう。さまざまなすれ違いやトラブルを一緒に乗り越えた上で関係がうまくいっている夫婦の場合、「相手を“空気”のように感じる関係」に変化していくことだってあります。 夫婦は運命共同体。2人3脚で人生を歩んでいます。いくらパートナーでも、全く同じ価値観であることはないので、いい意味でも悪い意味でも相手の影響を受けてしまいます。
しかし、誰もがみな「自分らしさ」を失うと生きづらくなってしまうもの。だからこそ、どんなに仲の良さそうな夫婦でも、一度や二度は離婚を考えることがありますし、それを乗り越えた夫婦は、少しずつ相手との距離感に気を配り、相手を“空気”のように感じるくらいまで変化することもあるのです。 逆に、「うちの夫婦はいつまでたってもラブラブで、全く離婚を考えたことがない」と思っているような人は、実はパートナーの方が我慢したり、譲歩したりしている可能性も。
「結婚には忍耐が必要」というのは、昔からよく言われること。基本的に、“相手に合わせている方の人”の堪忍袋が切れると離婚を切り出すことが多いので、気をつけた方がいいでしょう。
浮気の後ろめたさから優しくしている場合も浮気をしている人ほど、後ろめたさからパートナーに優しくすることもあります。
ひとつ屋根の下で暮らしている相手にずっと気を遣い、優しくし続けるのは大変なこと。無理をしてでもそういう態度をとり続けるような人は、「それなりの理由」を隠していることもあります。
それが浮気の場合は、いずれそれが表に出てしまい、離婚の方向に向かいやすくなることもあるでしょう。
「諦めを持つ(“ありのままの相手”を受け入れる)」ことも大切人と距離が近すぎると、相手に期待してしまったり、理想を押し付けてしまったりするのは「人間の性(さが)」。しかし、そんなことを続けていてはうまくいかなくなるので、いい意味で、相手に対してどこか「諦めを持つ(“ありのままの相手”を受け入れる)」ことも大切になります。

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