東洋水産、ジャニーズ事務所との契約継続しない方針「今回の事態を重く受け止めている」

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食品大手「東洋水産」は3日、ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を受け、同事務所との広告契約について「継続しないこととします」と見送りの方針を示した。
同社は、カップ入り即席麺「QTTA」のCMで、Sexy Zone・菊池風磨を起用していた。この日、同社はスポーツ報知の取材に、2日の同事務所の会見を受けて「今回の事態を重く受け止めており、契約の継続はしないこととします」とコメント。広告契約を見送ることを明かした。
同事務所は同問題をめぐり、2日に都内で2度目の会見を実施。東山紀之新社長らが出席し、社名変更と新会社の設立などを発表した。現ジャニーズ事務所は、17日付で社名を「SMILE‐UP.」に変更し、被害者の金銭補償業務に専念するとしていた。
またこの日、P&Gジャパンは同事務所との契約を全て終了し、所属タレント4人と直接契約を結んだことを発表した。また、花王、日産自動車、アサヒ、ライオンはこれまで発表していた「(同事務所所属タレントの)起用見送り」に変更はない考えを改めて示した。
同事務所は61年間続いた金看板を下ろし、解体的な改革に乗り出したものの、スポンサーからは厳しい声も上がっている。

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