「LINEのやりとり」を捏造…真犯人逮捕!ガーシー砲で「4億円強盗犯にされた女子大生」の逆襲

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昨年12月29日午後1時ごろ、杉並区のマンション一室に侵入し、現金約2000万円と金塊26本(計約1億5000万円相当)、腕時計8本(計約1600万円相当)など、約1億9000万円相当を盗んだとして、9月13日までに警視庁捜査3課は窃盗などの容疑で、男3人を逮捕した――。
「みみたん」こと関口実々花さん(23)は、そのニュースを友人に知らされたという。
「テレビで報じられた直後から、たくさん連絡がきました。『みみたんが犯人じゃなかったんだね』とか『みみたんが事件の黒幕だ、と言っていたガーシーは大ウソつきだね。ヤバいよね』と。
私はずっと潔白を主張していたんですけど、皆、半信半疑だったんですね(笑)。ただそういう私も、もうこの件を忘れてました。連絡をもらって『ああ、そんなこともあったな』と。この件を忘れたかった、というのもあります」
みみたんは現役女子大生でありながら、実業家でインフルエンサーという顔も持つ。ひょんなことから暴露系ユーチューバーとして爆発的な人気を博したガーシーこと東谷義和容疑者(51)のブレーン、正岡元樹氏と交際に至り、”ガーシーの一味”たちと一時期、ドバイで生活をともにしていた。ところが、正岡氏と決別したとたん、ガーシー本人及びその一味にYouTubeやSNSを使って「4億円強奪犯」という濡れ衣を着せられたのはフライデーデジタルで既報の通り。
「ガーシーたちが、私が強盗事件の首謀者である証拠としてアップしていたLINEのやりとりが捏造だったことがこれで証明されましたね。彼らは『被害額は4億円』と主張していましたけど、報道によると被害額は2億円弱。4億円というのもウソだったわけですね。やつらは『USBメモリの中に2億円分の仮想通貨が入っている』だの何だの言っていましたけど、どうだか(笑)」
自身を名指しで強盗犯呼ばわりし、SNSなどで拡散したガーシーについては「名誉棄損で刑事告訴します」と断言する。
「告訴したところで、デジタルタトゥーとしてネット上には残りますけどね……。私がドバイで見聞きしたガーシーの一味の犯罪行為、犯罪の手口はすべて、荻窪署の担当刑事さんにお知らせしました。例の強盗事件の実行犯たちは闇バイトで集められた人たちのようですけど、だれが実行犯を募って情報提供したのか、“あたり”はついているみたいですよ。首謀者はいまごろ、震えて眠ってるんじゃないですか?」
みみたんは身の危険を感じて一時、フィリピンの高級リゾートに身を隠していたが、ガーシー被告が逮捕されたのを受けてシンガポールやオーストラリア、そして日本を行き来できるようになったという。
「ガーシーは保釈されたけど、もう私にとって脅威ではないですから。彼をバックアップしていたのは実業家の秋田新太郎さんなのですが、どうも彼に“切られた”ようです。ガーシーの一味のビジネスについて書かれた『悪党』という本で、秋田さんはガーシーの黒幕と紹介されていますが、彼は日本にいられなくなったワケありの人たちをドバイに呼んで匿(かくま)って、再起のチャンスを与えているんです。本に書かれていた通り、ガーシーchも彼の発案です。その演出や現場監督をしていたのが私の元カレの正岡でした。UAEの王族に取り入って逃亡を図っていたガーシーが逮捕されたのは秋田さんに見限られたからでしょう。後ろ盾のないガーシーは怖くありません。
正岡も秋田さんに切られたようです。ドバイに住めなくなってクアラルンプールに移り、セコい詐欺をしていると聞きました。共通の知人数人が、正岡からカネの無心をされていたみたい。今後、タイに流れるみたいですが……人を傷つけてカネをせしめようという輩(やから)は幸せになれないってことですよね。因果応報ですよ。ただ、ガーシーは救いがある。私がドバイに住んでいたころ、一緒に飲んだりしていましたけど、根はいい人でした。人を引き付けるトーク力、人脈を生かして、なんとか人生をやり直してくれたらと思います。そこは応援したいですね」
壮絶な人生ですね――という記者の言葉を遮り、みみたんは最後にこう言った。
「裏稼業の人とか、事件屋の人たちが血眼になって追いかけている詐欺師のDさんってご存じですか? 秋田さんがドバイで匿っているんじゃないかって噂になってますよ。新たな犯罪が起こらないといいですけど……」
ドバイ等、海外を拠点としたビジネスは眩しいほどの魅力を放ち、そこには誘蛾灯に集う虫のごとく、悪党たちが引き寄せられているのだ。

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