【助手席に子どもいた?】当て逃げ犯「とぼけ顔」で逃走…被害者が追いかけ窓「コンコン」も無視 東京・葛飾

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9月10日、東京・葛飾区で起きた驚きの当て逃げ事故。助手席に子どもを乗せたとみられる車で逃走した一部始終を、被害車両のドライブレコーダーが捉えていた。
事故が発生したのは9月10日、葛飾区内にある店舗の来客用駐車場。
男性が駐車場に車を止めて、店舗に向かったあと、ドライブレコーダー画面左側の車が男性の車へに近づいてくる。
そして…(車がぶつけられる)鋭い音とともに、男性の車に衝突した。
この音を聞き、自分の車へと戻ってきた男性は、車体のキズを確認しようとした。
「『ドン』とかいう、いかにも当たったって感じの音ではなくて、非常に微妙な音だったんですね…。『当てただろ?』って速攻行くのも失礼じゃないですか、当ててなかったら」と被害男性は当時を振り返る。
男性がキズの確認をしている間に、ぶつけた車は逃げるように駐車場の出口へと移動する。
その時、男性がキズを発見。すぐさまぶつけた車に近づいていくが、ぶつけた車は急発進。
男性は窓ガラスを何度もたたくが、止まる様子はない。そして、叫びながら懸命に走って追いかける男性を無視して、車はスピードをゆるめることなく逃げて行ったのだ。
「すぐに向こうも認識しているような感じだったんで、『おい』というかたちで声をかけたんですが、止まる気配なかったんで、繰り返し結構強い力で窓をたたいたんですが、そのまま逃走されたという感じ」
被害者は、駐車場から約80メートル離れた場所まで追いかけたが、当て逃げをした車は走り去っていったという。
「キズを直すだけだったら、2万~3万で下手したら直るかもしれないですよね。そのぐらいのことなのに、ああやって逃げちゃうと、それで許したくないという気持ちも出てきちゃいますよね」
男性は逃げた人物の顔をはっきりと見ていた。「男の人で(年齢は)40手前とか、そのくらいかなと思ったんですけど。助手席にはたぶん、子どもかなんか乗っていた。とぼけているような顔をしながら、逃げていましたね」
「こっちには極力視線を(よこさず)、視線を移したら気づいているのがバレるじゃないですか。だから、極力こっちに視線をやらないようにしているのが伝わってくる感じでしたね」
「停車後24時間は録画が止まらないようなシステムになっているドライブレコーダーだった。まだ犯人が捕まっていないので、なんとも言えないんですけど、それでもこうやって証拠が残るというのは非常に大事だと思いました」
当て逃げによるキズはわずかなものだったが、被害者男性は警察に連絡。
警視庁によると、当て逃げをした車をすでに特定し、運転していた人物については捜査中ということだ。(「イット!」 9月29日放送より)

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