都心を見守る謎の「金ピカむちむちボディ」 正体は「コガネムシの擬人化」…ってどういうこと?千代田区に聞く

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東京都千代田区にある神田橋公園に、奇妙な像がある。
立膝で座り腕を組む、金色の……なんだこれ? とにもかくにも、ムッチリしたボディだ。
台座には名前と由来が記された銘板が埋め込まれていた。それによるとこの像は「金銅鎚起 豊展観守像」という名前。そして、その正体については、こう書かれていたのだった。
コガネムシの、擬人化……!?
一体何があって、そんなものが作られたのか。19日、Jタウンネット記者は千代田区を取材した。
千代田区・環境まちづくり部環境まちづくり総務課財産管理係によると、「金銅鎚起 豊展観守像」は1991年6月に区内に本社がある久保工務店(現・久保工)の当時の代表取締役・久保金司さんから寄贈され、同年9月に神田橋公園に設置された。
この場所になったのは、久保さんの希望だったという。
制作者は鍛金作家の山下恒雄さんで、「コガネムシ」がモチーフに選ばれた理由については、過去に資料に次のような記載があるという。
それが何故、人間が合体してムチムチになったのかは分からないが、とりあえずこの像はこれからも、発展を続ける千代田区を静かに見守りつづけるのだろう。

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