週刊文春の追及受け…首相苦渋の決断 犧蚤Χ甅疚攜胸畍鯊

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岸田文雄首相は13日の内閣改造で、最側近の木原誠二前官房副長官を交代させる苦渋の決断を下した。
木原氏の妻の元夫が死亡した事案に絡み、警視庁が妻にも事情を聴いていたとの記事で週刊文春が追及を強めており、これ以上続投させれば木原氏の将来を左右しかねないと判断した。だが、嶋田隆首席首相秘書官とともに首相の政権運営を最前線で支えてきた木原氏が官邸を去る影響は小さくない。
「このままでは(木原氏の)家族がもたない」
首相は8月下旬、木原氏の続投の可否について揺れる胸中を周囲にこう打ち明けた。
当初、首相は文春の報道をそれほど深刻には受け止めていなかった。警察側が元夫の死亡は「事件性が認められない」と結論付けていたからだ。木原氏も「事実無根」と主張したが、文春の報道はやまず、妻を聴取したとする警視庁の元取調官の話も報じられた。
木原氏は首相にとって単なる側近の域を超える。令和3年の総裁選では政策立案を担い、各省庁や公明党にも顔がきく。「他の人とは替えがきかない」(政府高官)存在だった。そのため、首相は木原氏を官邸に残す選択肢を模索したが、木原氏は「首相に迷惑をかけられない」との意思が強く、首相は最終的に交代を認めた。後任には木原氏に近く、同じ財務省出身の村井英樹元首相補佐官を選んだが、経験不足は否めない。
首相は木原氏を党幹事長代理と、政調会長代理を兼務させる異例の人事を調整している。官房副長官のように外遊時も含め、常時首相の最も近くで支えることはできないが、党運営と政策立案の両方にかかわらせることで、官邸と党の「結節点」(首相周辺)としての役割を担わせたい考えだ。(永原慎吾)

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