AI使い偽情報対策、「情報収集・分析」強化へ外務省が701億円計上

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外務省は31日午前、2024年度予算の概算要求を発表した。
総額は8304億円(23年度当初予算比744億円増)で、人工知能(AI)を活用した偽情報対策を含む「情報力の抜本的強化」に701億円を計上した。
東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、中国で科学的根拠のない偽情報が拡散されていることも踏まえ、情報収集・分析を強化する狙いがある。
邦人保護の拠点となる在外公館の強靱(きょうじん)化などのため、「外交・領事実施体制の抜本的強化」に1172億円を計上。新たにアフリカのエリトリアに大使館を置くことも盛り込んだ。

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