帰省中の19歳大学生がひき逃げで死亡 69歳男を逮捕 「気さくで責任感もある人」民生委員がなぜ…

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28日午後1時ごろ、警察車両の後部座席に乗せられた男。ひき逃げなどの疑いで逮捕された、富山市のアルバイト店員・横井徹哉容疑者(69)。
事件が起きたのは、8月17日の午後11時ごろ。
横井容疑者は、富山市の道路を運転中、実家に帰省していた当時19歳の男子大学生をはねて、外傷性ショックにより死亡させたなどの疑いが持たれている。
逮捕のきっかけは、横井容疑者が車を乗り換えたいと持ち込んだ、自動車販売店からの情報提供。
これを受け、警察が車の底の部分を調べたところ、今回のひき逃げ事件と結びつく痕跡が見つかったことなどから、逮捕したという。
横井容疑者は、富山市役所の元職員で、現在は、民生委員を務めているという。
横井容疑者を知る人「話しやすくて気さくな人。責任感もある人だった。逃げたとなると信じられない。民生委員もやっていた方が、どうしてこうなったのか」
死亡した大学生の父親は、容疑者が逮捕されたことについて、複雑な心境を明かした。
死亡した大学生の父親「事件の真実を知るという意味で、容疑者が逮捕されたということは、次のステップに向かうための1歩になった。一方で、これから容疑者と対峙していかなくてはならないことに不安を感じている」
調べに対し、横井容疑者は容疑を否認していて、「今は話したくない」と供述しているという。
警察は、横井容疑者が事件当日に乗っていた車と同じ型の車を購入していることから、証拠隠滅を図った可能性があるとみている。
(「イット!」8月28日放送)

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