永山絢斗被告 自ら同居母にGPS所持を提案「家族がいいと言うまでは一緒に生活するつもり」

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大麻取締法違反の罪に問われた俳優・永山絢斗(けんと)被告(34)の初公判が28日、東京地裁で開かれ、即日結審。検察は懲役6月を求刑した。
弁護人からは上申書が2通出された。1通は現在、監視役として同居している母親から。永山被告の提案で、スマホアプリではなくGPS機能付きの機械を持ち「居場所を確認させる」と約束した。同居期間について永山被告は「はっきりとは決まってませんが、家族がいいと言うまでは一緒に生活するつもりです」とした。
もう1通は、実に17年間にわたりマネジメントしてきた、所属事務所の代表から。この先、すぐに仕事復帰するのは難しいとしながらも「可能な限り支えていきたい」という。他の所属タレントへも薬物の怖さを教育するそうだ。
逮捕時の心境を弁護人から聞かれ、永山被告は「ただ驚きました」と振り返った。勾留中は「犯してしまった罪、迷惑を掛けてしまった方々のことを考えてました」、保釈後は「反省して、これからどうやって生活していくかということ、どうやって大麻を断ち切るかを考えてました」とのこと。
また「仕事や信用してくれていた方々、応援してくれた方々を失いました」と振り返り「とてもつらかったです」と吐露。それでも、家族や所属事務所が支援すると言ってくれることに永山被告は感謝し、なぜ支援してくれるかは「自分が立ち直ると思ってくれている、期待してくれているからだと思います」。
大麻断ちできず期待をまた裏切るようなら「今度は見放されると思います」と、本人は覚悟している。当面は「家族の支援を得ながら、この先の仕事にいきるようなことをして生活していこうと思っています」と決意していた。

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