「週刊文春」が、岸田首相の後援会「熊本岸田会」の中山会長が、旧統一教会が関連する団体の議長を務めていたと報じたことについて、中山会長は、記者会見を行い、議長を辞任したことを明らかにした。
24日の会見で、崇城大学の中山学長は、旧統一教会が打ち出した「日韓トンネル構想」を推進するため発足した「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長を、2011年の発足当初から自らが務めていたことを明らかにした。
崇城大学・中山学長「私自身も、今の今まで、日韓トンネルそのものが、統一教会と関連があると認識がなかった」
中山学長は、「統一教会は非常に問題がある団体という認識」として、23日に議長を辞任。これまで、団体との金銭の授受はなかったという。
また中山学長は、2020年に発足した当時、総裁選出馬を目指していた岸田首相の後援会の1つ「熊本岸田会」の会長を務めていて、「結果的に、岸田首相と統一教会を結びつけるような記事が出て、岸田首相に申し訳ない」と話した。