柏崎刈羽原発で、立ち入り禁止区域などで人の侵入を確認するために設置された照明の一部が、電源に接続されていなかったことがわかりました。東京電力の発表によりますと、原子力発電所では核物質の防護上、立ち入り禁止区域などでは人の侵入を確認するため、必要な明るさを備えることが要求されているため、2022年11月に通常の街灯とは別に、LED照明を追加で設置しました。しかし、約7か月が経った今年6月9日、このうちの8台が電源に接続されておらず、点灯していなかったことが見張人の巡視の時に確認されました。
東京電力は翌日には電源に接続させましたが、原子力規制庁から検査を受けた結果、点灯していなかった8台のうちの1か所は監視に支障のある照度だったと判断されました。東京電力では、照明の設置後に点灯確認を行わなかったことや、照明設備が新設されたことを巡視する見張人に知らせていなかったことが原因だとしています。柏崎刈羽原発は、核防護上の不備などが相次いで見つかったため、運転禁止命令が出されています。
柏崎刈羽原発で、立ち入り禁止区域などで人の侵入を確認するために設置された照明の一部が、電源に接続されていなかったことがわかりました。
東京電力の発表によりますと、原子力発電所では核物質の防護上、立ち入り禁止区域などでは人の侵入を確認するため、必要な明るさを備えることが要求されているため、2022年11月に通常の街灯とは別に、LED照明を追加で設置しました。
しかし、約7か月が経った今年6月9日、このうちの8台が電源に接続されておらず、点灯していなかったことが見張人の巡視の時に確認されました。
東京電力は翌日には電源に接続させましたが、原子力規制庁から検査を受けた結果、点灯していなかった8台のうちの1か所は監視に支障のある照度だったと判断されました。
東京電力では、照明の設置後に点灯確認を行わなかったことや、照明設備が新設されたことを巡視する見張人に知らせていなかったことが原因だとしています。
柏崎刈羽原発は、核防護上の不備などが相次いで見つかったため、運転禁止命令が出されています。