三重県四日市市にある県立総合医療センターで、医師の指示とは異なる医薬品を誤って患者9人に処方していたことが分かりました。患者に健康被害はありませんでした。
県立総合医療センターによりますと今年5月、10代から80代の外来患者9人に対し、医師が肺炎やピロリ菌を除菌する抗生剤を処方するよう指示しましたが、誤って別の抗生剤を処方していたということです。
薬剤師が医薬品の情報データベースで変更登録を行った際、誤って異なる医薬品を登録したことが原因だということです。
県立総合医療センター薬剤部の加藤恵一部長は、「間違った薬を処方することはあってはならないこと」と、今後再発防止を徹底するとしています。