知人女性をカッターナイフで切り付けたとして、大阪府警生野署は22日、殺人未遂の疑いで住所不定、無職、祖父江(そぶえ)博伸容疑者(56)を逮捕した。
生野署によると「顔を切ったことに間違いないが、殺す気はなかった」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は令和4年4月3日午前11時ごろ、大阪市生野区小路東の民家に押し入り、知人で住人女性(51)のと唇をカッターナイフで切り付けて殺害しようとしたとしている。女性は軽傷。
府警によると、女性は事件の1週間前に「交際を迫られたが断った」と説明。祖父江容疑者が一方的に好意を寄せていたとみられ、府警は昨年4月から公開手配していた。
生野署によると、今月22日に祖父江容疑者が大阪府松原市内のスーパーで万引した疑いがあり、通報を受けて駆け付けた警察官が身元を確認した。