鹿児島市の県道で19日、サッカー部の高校生ら31人が乗っていたバスが横転し、高校生10人がけがをしました。バスの運転手は「道を間違えて狭い道路に入ってしまった」と話しているということです。
鹿児島西警察署によりますと、19日午前8時半ごろ、鹿児島市春山町の県道291号で、「観光バスが横転した」と運転手から消防に通報がありました。
バスに乗っていたのは国分高校サッカー部の生徒と運転手あわせて31人で、消防によりますと、うち生徒10人が搬送されました。1人は骨折の疑いがあり、9人は軽傷ですが、命に別状はないということです。
バスは鹿児島市から日置市のサッカー場に向かっていたということで、事故の後、62歳の運転手はバス会社への連絡で、「道を間違えて狭い道路に入ってしまった」などと話しているということです。
現場は緩やかな右カーブで、警察はバスが横転した原因など詳しい状況について調べを進めています。
(2023/08/19 14:12)