今後の台風の見通しについて、國本未華気象予報士の解説です。
台風があすにかけて小笠原に最も接近していきますが、海水温が高いところを通って北上して、まだ進路にぶれがあります。海外のモデルなどを見ても、東へカーブする可能性だったり、西の方へ向かう可能性があったりと、幅を見て予定なども考えていただきたいと思います。
雨の予想です。現時点での状況を見ていくと、今夜以降、父島が大荒れの天気になっていきます。あすにかけて、九州などは雨が落ち着いていきますが、この台風の北上とともに、関東周辺でも月曜日ごろから天気が荒れていきそうです。
ただ、少し台風の位置がずれるだけで本体の雨雲が北側にかかりますので、その辺りはぶれを見込んで、幅を持って余裕を持って予定を考えていただきたいと思います。
14日(月曜日)と15日(火曜日)ごろ、最も大荒れのピークになると思います。ただ、台風の動き次第で16日(水曜日)まで影響が残るおそれがあります。