“本番”強要やセクハラも…夜の街に「迷惑な外国人」が殺到しているワケ

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日本政府観光局によると‘23年5月の訪日外客数は189万8900人と’19年比68.5%の回復を見せた。そんななか、早くも観光客の迷惑行為が全国で報告されている。その実態を追った。◆金の延べ棒を差し出され「これをやるからヤらせろ」
AVの普及とホスピタリティの高さから、観光客の日本の風俗への需要は年々高まっている。そんななか、風俗関係者を悩ませているのが「本番強要」だ。東京・新宿区のデリヘルで勤務するA子さんはこのように語る。
「『なぜ挿れさせないのか』といって、レイプされそうになったことが何度もありました。金の延べ棒を持ってきて、『これをやるからヤらせろ』と迫ってきた客もいましたね」
観光客の「本番」に対する執着はすさまじく、某店では「インド系の客が自撮りを数十枚送ってきて、『こんなに俺はハンサムなのだから本番をさせろ』と迫ってきた」とも。
外国人向けサービスも行う風俗店「池袋ファインモーション」店長の南条和舞氏は次のように話す。
「そもそも外国人にとってソープ以外の日本の風俗は理解しがたいもの。それを観光客にきちんと説明できる店が非常に少ないのも原因です」
また、風俗店のカード決済は仲介会社を経由するため、帰国後に不正利用と勘違いして決済分をキャンセルされる例も多い。中東の富豪客が、高額の代金を金やダイヤで支払おうとするなどのトラブルも……。
◆「かつて日本人がアジアでやったことをやり返されている」
東京・中野のガールズバーの店主も、このように嘆く。
「うちは基本的に外国人ウェルカムなんですけど、やっぱ風俗とかセクキャバと勘違いする客が多いですね。女のコに触りまくるわ、性器を触らせようとしたりとか……それで注意すると母国語で逆ギレしてきたり、『法外な値段を要求された!違法な店じゃないか』とかいって警察官を連れてきたり。
金払いはいいんですけど、とにかく横柄。かつて日本人観光客がアジアでやってきたことをやり返されてる感覚ですね。女のコも出勤したがらなくなっちゃうし、最近は英語が流暢な男性スタッフを常駐させてます」
繁華街を練り歩くアメリカ人男性3人組に話を聞くと……。
「『日本の風俗店は基本的に外国人お断りだから、ガールズバーから女のコを連れ出すしかない』みたいなことを書いてるブロガーがいて、その情報を鵜呑みにしてきた。
YouTubeで街歩きの動画とか見るとわかるけど、はっきり言ってガールズバーと風俗店の違いは我々にはわからない。行ってみて初めてルールがわかって、このために来たのに話が違うじゃん、とキレる奴もいるんじゃないかな。まあ、日本でイキってるやつはたいてい本国ではモテなさそうな奴らだね。
でも、『日本人は母国語でワーッと大声を出せば何も言ってこない』なんて言説をいまだに信じてる奴も多いよ」
ただし、観光客は金払いもよく、「日本人のいわゆるクソ客よりはマシ」と歓迎する声もある。コミュニケーション問題の解決とシステム整備が急務だろう。
取材・文/週刊SPA!編集部

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