日大アメフト部薬物問題 3年生部員が所持認めるも「覚醒剤は使用していない」屋上で使用していた可能性も

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日大アメフト部員が違法薬物を所持した疑いがある問題で、3年生の男子部員が警視庁の事情聴取に対し、違法薬物の所持を認めていたことがわかりました。
この問題は、東京・中野区にある日本大学アメリカンフットボール部の寮から覚醒剤の成分を含む錠剤と乾燥大麻が見つかったもので、警視庁はきのう、寮に家宅捜索を行いました。
その後の捜査関係者などへの取材で、家宅捜索前に行われた事情聴取に対し、3年生の男子部員が「違法薬物は自分の物だ」と所持を認める一方で、覚醒剤の成分を含む錠剤については「使用していない」と話していたことが新たに分かりました。
違法薬物は先月6日、大学側が行った調査で男子部員の鍵をかけられる箱から見つかっていましたが、大学側はおよそ10日間にわたって警視庁に連絡していませんでした。
その後、違法薬物を押収した警視庁は男子部員の部屋に加え、全ての部員が立ち入ることができる屋上なども捜索したということです。
関係者への聞き取りなどから、警視庁は男子部員が屋上で大麻を使用していた可能性があるとみていて、他の部員の関与があるかも含めて調べています。

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