中古車販売大手「ビッグモーター」の石川県かほく市の店舗前の植栽が撤去された上、舗装されていた問題で、敷地を管理するイオンリテールは3日、植栽帯がコンクリートで舗装されていることを確認したと発表しました。
ビッグモーターをめぐっては、全国の複数の店舗で街路樹が不自然に枯れていたり、植栽がなくなったりしていたことが分かり、国土交通省などが調査に乗り出しています。
イオンリテールによりますと、ビッグモーターをめぐる一連の報道を受けて、石川県かほく市のイオンモールにあるビッグモーターの店舗を従業員が調査したところ、店舗前にある植栽帯がコンクリートで舗装されていることを確認したということです。
土地を所有するイオンリテールは北陸放送の取材に対し「ビッグモーターの店舗に対してコンクリートで舗装する申請があったかなど聞き取りをして事実確認を行っている」としています。
舗装されていたのは、イオンが植栽活動の一環として整備していたスペースだということで、イオンとイオンリテールはビッグモーターに対し詳細な事実確認を求めるとともに、不正な対応が認められた場合には法的な措置も含めて厳格に対応していくとしています。