【危険】「イライラして…」28歳女が線路に“置き自転車”そこに電車が…放置から衝突までの一部始終が防犯カメラに

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「線路内に物を置く行為は犯罪です」。この警告文が掲げられた踏切で事件は起きた。
現場は福岡・糸島市のJR筑肥線。これは8月30日の夜9時半過ぎ、線路近くに設置された防犯カメラの映像だ。画面左側から現れた横断歩道を渡る人物が、自転車を押している様子が分かる。
この人物はすぐ近くの踏切に向かう。そのまま踏切を渡るかと思いきや、線路内にとどまり、何やらもぞもぞ。次の瞬間、押してきた自転車をその場に横倒しに置いたのだ。
そしてこの人物は線路内に自転車を置いたまま、今来た道を引き返し、車が次々と通る道路を小走りで横切って、去っていった。
それから約20分後。この踏切に電車が近づいてきた。線路には自転車が放置されたままだ。そして警笛が鳴らされた後、衝撃音のような音が。電車は自転車と衝突し、少し先で停車した。
その後、34分間の緊急停止を余儀なくされたという。この事件によるけが人はいなかった。
警察が捜査したところ、別の事件で逮捕されていた、無職の斉藤絢香容疑者(28)が捜査線上に浮上。警察は9月22日、斉藤容疑者を電汽車往来危険の容疑で再逮捕した。斉藤容疑者は「イライラしてやった」と容疑を認めているという。
現場周辺では、今回の事件前に「踏切にブロックが置かれている」などの通報が複数寄せられていて、斉藤容疑者の犯行かについても、警察で調べを進めている。
(「イット!」9月22日放送)

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