数十年に1度だけ開花する「黄色い花」…5mほどに成長した茎の先、見つけたときは「感動した」

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数十年に1度だけ開花するという「アオノリュウゼツラン」が各地で花を咲かせている。
和歌山県美浜町三尾の日の岬パーク付近では15日頃、5メートルほどに成長した茎の先に黄色い花が咲いているのを近くに住む男性(67)が見つけた。
和歌山県植物公園緑花センター(岩出市)によると、中南米原産の多肉植物。トゲのある肉厚の葉が竜の舌に似ていることから名付けられたという。100年に1度咲くという意味で「センチュリープラント」との別名をもつ。
男性は「毎日散歩で前を通るが、花が咲いているのを見つけたときは感動した」と話している。
和歌山県白浜町の番所山公園でも開花し、観光名所の円月島を背景に黄色い花をつけている。8月中旬頃まで楽しめそうだという。
5月末にアスパラガスのような花茎が伸びているのを、南方熊楠記念館の学芸員が見つけた。花茎はみるみる成長し、7月16日頃から花が咲き始めたという。

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