札幌・中央警察署は19日、強盗致傷と窃盗未遂の疑いで住所不定・無職の少女(16)と札幌市南区のアルバイト従業員の少女(17)を逮捕しました。
2人はことし4月23日午後8時ごろから午後10時半ごろまでの間、札幌市中央区大通西3丁目の大通公園内の公衆トイレで、女子高校生(17)の足を踏みつけるなどの暴行を加え、現金約4万円とキャッシュカードを奪い、その際足にけがをさせた疑いが持たれています。
その後午後10時50分ごろ中央区南5条西3丁目のコンビニエンスストアで奪ったキャッシュカードを使って現金を引き出し盗もうとしたものの、引き出すことができなかった疑いも持たれています。
容疑者2人と被害にあった女子高校生はいずれも面識があったということですが、防犯カメラの精査に時間を要したことや少年事件として慎重に捜査をした結果、3か月越しの逮捕となりました。
警察によりますと2人は女子高校生を公園の多目的トイレに呼び出し犯行に及んだということで、警察は容疑者と被害者の関係性や犯行の動機などについて捜査しています。