娘に十分な食事を与えずに入院させ、共済金をだまし取った疑いで母親が逮捕された事件で、娘の尿から下剤成分が検出されていたことがわかった。
大阪・大東市の縄田佳純容疑者(34)は2023年1月、娘(当時8)に十分な食事を与えず入院させ、共済金6万円をだまし取った疑いが持たれている。
縄田容疑者は、娘に下剤を与えるなどして低血糖症にさせ、入退院を繰り返させていて、あわせておよそ569万円を受け取っていたという。
警察によると、入院先に保管された3年前の娘の尿から、下剤の成分が検出されていたことがわかった。
また縄田容疑者は、娘が小学校に入学する際、学校に「難病にかかっている」と伝えたということだが、警察は、娘は難病ではなかったとみている。
縄田容疑者は、容疑を否認している。