京アニ放火4年、現場のスタジオ跡地で追悼式…社長が犠牲者に「つくり続けることが『繋ぐ』こと、見守って」

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2019年7月に36人が死亡、32人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件の発生から4年となる18日、現場の京都市伏見区の第1スタジオ跡地で追悼式が営まれた。
遺族や社員ら約160人が参列し、志半ばで道を絶たれた犠牲者に祈りをささげた。
追悼式は京アニが主催し、非公開で営まれた。20年以降、コロナ禍で参加者を制限していたが、今年は制限をなくした。
発生時刻の午前10時30分頃に黙とう。京アニの八田英明社長はあいさつで「作品をつくり続けることが『繋(つな)ぐ』ことと、ひたすら思ってきた。どうぞ、あたたかく見守ってください」と犠牲者に呼びかけた。
殺人罪など五つの罪で起訴された青葉真司被告(45)の裁判員裁判は9月5日に京都地裁で始まり、来年1月25日に判決が言い渡される予定。

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