「殺人的な暑さ」三重・桑名で全国1位の39℃観測 熱中症疑いの搬送相次ぐ

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18日は三重県桑名市で39℃を観測するなど、各地で「危険な暑さ」となりました。東海3県では熱中症の疑いで搬送される人が相次ぎました。
連日の猛暑日となった18日、三重県桑名市で最高気温が39℃を観測。 全国1位の暑さとなりました。 「殺人的な暑さです」 「焼かれてる感じ」(街の人) 桑名市で最高気温が39℃以上になるのは3年ぶりです。 18日も東海3県では、熱中症とみられる救急搬送が相次ぎました。 愛知県では、18日午後3時までに74人が、岐阜県では午後4時までに18人が、三重県では午後3時半までに14人が、それぞれ熱中症の疑いで救急搬送されました。
名古屋は3日連続で猛暑日となり、18日午後3時半までの最高気温は37.1℃を観測し、体温超えの暑さとなりました。 直射日光を避け、日陰を選んで歩く人の姿が多く見られました。 「うだるような暑さという感じ。夜も寝苦しかったので、ずっとエアコンつけて寝た」(30代) 「暑さは慣れない。がんばるしかない。自然には勝てないので」(40代) 神戸から遊びに来たという2人組は―― 「こっち(名古屋)の方が暑い、全然違う。兵庫の方がまし。暑すぎます、ほんまに。ほんまに溶けそうで、吸う空気が熱すぎてめっちゃ嫌」(神戸から) この危険な暑さで、名古屋市は18日、公立の小・中・高校・特別支援学校で、クーラーがない場所で行われる保健体育の授業を中止するよう通達を出しました。
暑さで有名な岐阜県多治見市は、最高気温37.2℃を観測。 17日に引き続き、厳しい暑さとなりました。 そんな暑さの中、涼しさを求めて噴水に集まる子どもたちの姿がありました。 この噴水で遊ぶ様子をサーモグラフィーカメラでとってみると、噴水周りのアスファルトは高温を示す白色で表示され、60℃を超えているところもあります。 水にぬれた子どもは約30℃の紺色で表示され、涼しくなっているのが確認できました。 「子どもは噴水で遊べて楽しいと思うが、大人にはこたえる暑さ。暑すぎてここまで人が来られない。きょうはあまり人がいないと思った。ここまで来るのが厳しい」(母親) (7月18日15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)

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