心臓病の川崎市の小学生、国内で移植手術受ける

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重い心臓病の「拡張型心筋症」と診断され、米国での心臓移植を目指していた川崎市の小学6年生の五十嵐好乃(この)さん(11)について、募金活動などの支援を行っていた「このちゃんを救う会」は13日、好乃さんが国内で移植手術を受けたことを発表した。
同会によると、臓器移植法によって手術の詳細などは公表できないことになっており、術後の発表となった。米国での手術を目指して募金で集めた5億円超の寄付金は同じ病気に苦しむ子供が手術を受けられるよう譲渡する方向で協議し、今後報告するとした。
好乃さんは令和3年5月に拡張型心筋症と診断され、米国での手術を目指して昨年11月に募金を開始。当初の目標金額は5億4千万円だったが、今年3月に5億円に下方修正し、達成した。4月に好乃さんが体調を崩し、渡米の準備を一時中断するという両親のメッセージが公表された。

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