結婚を機に岡山県に移り住んだロシア出身のローマンさんが、日本各地の道路で出くわした体験を発信するYouTubeチャンネルをご存知でしょうか。ローマンさんはマナーの良くないドライバーを「ならず者」とユーモアあふれる言い回しで表現して人気を呼び、今やYoutubeの登録者数は44万人に。その“珍事件”の数々は『外国人ドライバーローマンの「ならず者」冒険記』(原作:ローマン/漫画:宮島雅憲)として漫画化され、SNSを中心に大きな話題となっています。
寄せられた反響についてローマンさんはこう話します。
「多くの外国人は『日本が大好き』と発信するけれど、私の動画は日本の危ないドライバーに『ならず者!』と言っている。大丈夫かな…?と思いましたが、みなさん共感したり優しいコメントをくれて驚きました。
もともとは、日本の暴れん坊ドライバーを見て、これは日本語で何と表現するんだろうと家に帰って辞書で調べてみたんです。そこで『ならず者』という言葉を見つけた。妻に『ならず者ってどう?』と聞いてみると、すごく笑っている。『バカ』などの悪口を言うのは嫌だったからちょうどいい言葉に出会えてラッキーでした」
カーブの先から対向車が!日本で運転していて、ドライバーや歩行者の運転マナーに驚愕する事態も、思いやりあふれる行動に感謝する出来事もあると話すローマンさん。ある日、オートバイで山道を走行していたローマンさんは、道路が急に細くなり、不安を覚えます。道路幅は車一台がやっと通れるくらい。それでも一方通行ではないため、対向車がやってくることもあり得ます。『外国人ドライバーローマンの「ならず者」冒険記』よりすると不安は的中。見通しの悪いカーブの先から対向車が現れてしまいました。山道ではうかつに路肩に寄せると、崩れやすい路面になっていたり草に隠れた側溝があったりと危険になることも…。どうしたものかと思っていると、親切な対向車は退避スペースまでバックして道を譲ってくれました。どうにもできない…「親切クルマね。すごいバックしました。ありがとうございます」とローマンさんは感激。そして、ローマンさんは、こうした状況で4種類のドライバーに出会ってきたと振り返ります。(1)「さっきみたいな優しいドライバー。バックしました」(2)「普通のドライバー。スローダウンしてできるだけ左寄る」(3)「意地悪/プロフェッショナルドライバー。全然スローダウンしない。意地悪ね」そして、4番目のドライバーを思い出してローマンさんは思わず戦慄…。(4)「待っているドライバー。道路の真ん中で止まって待つ。これされたら無理ね…。どうにもできない…」『外国人ドライバーローマンの「ならず者」冒険記』より狭い道や山道を走行するのは誰しも不安になります。時には対向車が予想外の行動を取ることも…。安全に行き違いができるよう速度を落として慎重に、譲り合って走行するよう気を付けたいものですね。
日本で運転していて、ドライバーや歩行者の運転マナーに驚愕する事態も、思いやりあふれる行動に感謝する出来事もあると話すローマンさん。
ある日、オートバイで山道を走行していたローマンさんは、道路が急に細くなり、不安を覚えます。道路幅は車一台がやっと通れるくらい。それでも一方通行ではないため、対向車がやってくることもあり得ます。
『外国人ドライバーローマンの「ならず者」冒険記』より
すると不安は的中。見通しの悪いカーブの先から対向車が現れてしまいました。山道ではうかつに路肩に寄せると、崩れやすい路面になっていたり草に隠れた側溝があったりと危険になることも…。どうしたものかと思っていると、親切な対向車は退避スペースまでバックして道を譲ってくれました。
「親切クルマね。すごいバックしました。ありがとうございます」とローマンさんは感激。そして、ローマンさんは、こうした状況で4種類のドライバーに出会ってきたと振り返ります。
(1)「さっきみたいな優しいドライバー。バックしました」
(2)「普通のドライバー。スローダウンしてできるだけ左寄る」
(3)「意地悪/プロフェッショナルドライバー。全然スローダウンしない。意地悪ね」
そして、4番目のドライバーを思い出してローマンさんは思わず戦慄…。
(4)「待っているドライバー。道路の真ん中で止まって待つ。これされたら無理ね…。どうにもできない…」
『外国人ドライバーローマンの「ならず者」冒険記』より
狭い道や山道を走行するのは誰しも不安になります。時には対向車が予想外の行動を取ることも…。安全に行き違いができるよう速度を落として慎重に、譲り合って走行するよう気を付けたいものですね。