「滝沢歌舞伎」のチケットを定価の34倍で転売など疑い 25歳の男を逮捕 チケットの「仕入れ役」をネットで募集し報酬支払う

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滝沢秀明さんが演出した舞台のチケットを定価の34倍で転売したなどとして、福岡市の25歳の男が警察に逮捕されました。チケットを高値で転売するために公式サイトからの「仕入れ役」をネットで募集し、報酬を支払っていました。
チケット不正転売禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区の無職・久保威吹容疑者(25)です。
久保容疑者は共犯者の2人と共謀し、今年3月、舞台「滝沢歌舞伎ZEROFINAL」のチケット、定価1枚7000円を24万円で転売したなどの疑いがもたれています。
ほかにも、俳優の吉沢亮さんらが出演する舞台のチケットを高額で転売したなどの疑いがもたれています。
久保容疑者らはチケットの仕入れ役をネットで募集し、東京や神奈川などに住む25歳から50歳の男女8人が、ファンクラブなどの公式サイトからチケットを定価で購入する役割を担っていました。仕入れ役にはチケット1枚につき、1000円から1万円の報酬を支払っていたということです。
取り調べに対し、久保容疑者は「生活費や借金の返済に充てるため、10年くらい前からやっていた」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、去年1年間でおよそ7000万円の売り上げがあったとみられ、警察は転売ルートの解明を進めています。

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