【ススキノ頭部なし遺体】ホテル同伴人物は「小柄で女性の声色」、滞在3時間半で「中年男性の首を切断」 専門家は「解体の経験があったのでは」と指摘

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7月2日、札幌市の繁華街・ススキノのホテルで、首を切断された男性の遺体が見つかった事件。被害者と犯人の身元はいまだ特定されておらず、犯人は被害者男性の頭部をキャリーケースに入れて持ち帰ったともされている。現場は中心地から1本通りを隔てたホテル。ホテル周りには規制線が張られ、7月4日も警察による現場検証が続いている。ススキノで飲食店を経営する店主が語る。
【写真7枚】遺体が発見された202号室。ピンクを基調とした部屋にベッドが置かれていた。他、規制線が張られ騒然とする事件現場の様子「このあたりはホテル街ながら、人の流れは多いです。週末の金曜、土曜はホテルが満室になることも少なくないし、観光客やカップル、酔っ払いで結構賑わっていますから、事件を起こして逃げても目立たないのかもしれない。普段ケンカとかの小競り合いはありますが、こんな恐ろしい事件は起きたことないですよ。犯人は早く捕まってほしい」

いまだ進展がない怪事件だが、ホテルの防犯カメラの映像や従業員の証言などから、少しずつ犯人につながる情報が浮かび上がってきた。地元紙記者が語る。「男性は、遺体が見つかる前日の午後10時半ごろ、女性らしい服装をして大きな帽子を被った小柄な人物と客室に入った。入室から約3時間半後となる午前2時ごろ、その人物がフロントに電話をかけ、『先に出る』という旨を伝え、ひとりでホテルを後にしたそうです。電話をとったホテルの従業員は、『女性の声だった』と証言しているとのことです。 現場には男性の頭部のほか、男性の衣服や持ち物も残されていなかったといいます。警察はこの人物が大型のスーツケースを持っていたことから、男性の頭部をスーツケースに入れて持ち去った可能性が高いとみて、調べを進めています」 頭部のない男性は45~70歳のものとみられ、遺体には首以外にも身体に傷があったという。死因は出血性ショックで、死亡したあと首を切断されたとみられている。人間の頭部は5~6kg 前出の地元紙記者は「警察は犯人が女性である可能性を踏まえて捜査を続けている」と言う。中年男性の首の切断は、小柄な女性が短時間でできるものなのか。杏林大学名誉教授の佐藤喜宣氏は、「鋭利な刃物をあらかじめ用意していたのならば、可能です」と指摘する。「首には多くの筋肉が集まっていて、頸椎と呼ばれる7つの骨があります。頭部を切断するには、鋭利な刃物で頸椎間の切断をいかに速く行なうかが肝になります。 体重をかけて押さえつけるように何回も繰り返せば、時間はかかりますが女性でも切断が可能です。人間の頭部は5~6圓任垢ら、キャリーケースでの持ち運びもできるでしょう。一方、今回のケースでは、犯人は殺害から頭部切断まで3時間半以内にすませたことになる。犯人は動物の解体を経験したことがあるなど、人体の知識があったことが推測されます」 男性の頭部をキャリーケースに入れ持ち運ぶ人物は、いまどこにいるのか。警察は殺人、死体遺棄事件として、犯人の特定を急いでいる。
「このあたりはホテル街ながら、人の流れは多いです。週末の金曜、土曜はホテルが満室になることも少なくないし、観光客やカップル、酔っ払いで結構賑わっていますから、事件を起こして逃げても目立たないのかもしれない。普段ケンカとかの小競り合いはありますが、こんな恐ろしい事件は起きたことないですよ。犯人は早く捕まってほしい」
いまだ進展がない怪事件だが、ホテルの防犯カメラの映像や従業員の証言などから、少しずつ犯人につながる情報が浮かび上がってきた。地元紙記者が語る。
「男性は、遺体が見つかる前日の午後10時半ごろ、女性らしい服装をして大きな帽子を被った小柄な人物と客室に入った。入室から約3時間半後となる午前2時ごろ、その人物がフロントに電話をかけ、『先に出る』という旨を伝え、ひとりでホテルを後にしたそうです。電話をとったホテルの従業員は、『女性の声だった』と証言しているとのことです。
現場には男性の頭部のほか、男性の衣服や持ち物も残されていなかったといいます。警察はこの人物が大型のスーツケースを持っていたことから、男性の頭部をスーツケースに入れて持ち去った可能性が高いとみて、調べを進めています」
頭部のない男性は45~70歳のものとみられ、遺体には首以外にも身体に傷があったという。死因は出血性ショックで、死亡したあと首を切断されたとみられている。
前出の地元紙記者は「警察は犯人が女性である可能性を踏まえて捜査を続けている」と言う。中年男性の首の切断は、小柄な女性が短時間でできるものなのか。杏林大学名誉教授の佐藤喜宣氏は、「鋭利な刃物をあらかじめ用意していたのならば、可能です」と指摘する。
「首には多くの筋肉が集まっていて、頸椎と呼ばれる7つの骨があります。頭部を切断するには、鋭利な刃物で頸椎間の切断をいかに速く行なうかが肝になります。
体重をかけて押さえつけるように何回も繰り返せば、時間はかかりますが女性でも切断が可能です。人間の頭部は5~6圓任垢ら、キャリーケースでの持ち運びもできるでしょう。一方、今回のケースでは、犯人は殺害から頭部切断まで3時間半以内にすませたことになる。犯人は動物の解体を経験したことがあるなど、人体の知識があったことが推測されます」
男性の頭部をキャリーケースに入れ持ち運ぶ人物は、いまどこにいるのか。警察は殺人、死体遺棄事件として、犯人の特定を急いでいる。

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