黒いスーツケースとリュックサック 服装を変えて退室 頭部のない男性遺体 札幌・殺人事件

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札幌・すすきののホテルで頭部がない状態の男性の遺体が見つかった事件からきょうで3日目。
男性と一緒にいた人物は、発覚を遅らせようと頭部や服などを持ち去った上、服装を変えて立ち去ったとみられています。
(百瀬記者)「遺体が発見されてから2日が経とうとしていますが、今日も捜査員による現場検証が行われます」
おととい午後3時ごろ、札幌市中央区南8条西5丁目にあるホテル2階の部屋の浴室で、
全裸で頭部がない状態の男性の遺体が見つかった事件。
首は刃物のようなもので切断されていて、頭部はまだ見つかっていません。
現場は札幌市中央区南8条西5丁目のすすきのの一角で、ホテルなどが立ち並ぶエリア。
取材に基づく事件現場となったホテルの客室です。
男性の遺体はこの部屋の浴室で発見され、死因は出血性ショックでした。
45歳から70歳くらいの中肉で、身長は160センチから170センチ前後とみられます。
捜査関係者によると、おととい午前2時ごろ、フロントに女性とみられる声で「1人で先に出る」という趣旨の電話があったということです。
関係者によると、男性は2人で今月1日の午後10時半ごろに入室し、男性とは別の人物は翌日2日の午前2時10分ごろに退室。
女性とみられる声の電話はこの直前ということになります。
(百瀬記者)「ホテルから一人で出てきた人物は、大きくて黒いスーツケースを持ち、リュックサックを背負ってその場を離れたということです」
また、ホテルの防犯カメラに、男性と2人で入室した別の人物が服装を変えてホテルを退室する様子が映っていました。
この人物は、黒い大型のスーツケースをひいて部屋に入っていましたが、出るときにはスーツケースのほかにリュックサックを背負い、
体型は小柄でつばの大きな帽子を深くかぶり、女性とみられる服装をしていたということです。
警察は殺人・死体遺棄事件として捜査していて、この人物が事件の発覚を遅らせようと、
男性の頭部や服などを持ち去り、服装を変えていたとみて行方を追うとともに、男性の身元の確認を急いでいます。

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