《モザイクなし動画販売で逮捕》21歳コスプレ会社員「れいにゃ」の稼ぎの手口、容疑者が作っていた過激すぎる「価格表」

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「今日のお風呂上りから明日の夜まで履くおパンツ欲しい方いますか お支払い順先着1名様! 2500円です dmください」──自ら撮影した修正していない動画を販売したとして、京都市の会社員・木村雪乃容疑者(21)ら男女5人が警視庁に逮捕された。木村容疑者らは「モザイクなし」などとうたい、Twitterで客を募ったとみられている。
【写真】「過激すぎる価格表」や「サンタコスやナース衣装」姿をSNSで披露した木村容疑者 木村容疑者はTwitterで「れいにゃ」と名乗っていた。プロフィール欄には「165cm / C/21歳売り子/動画販売/固ツイ、料金表読んでないと判断したら返しません」と記載されている。アイコンに設定した自撮り写真でTwitterアカウントのIDが書かれた紙を手に持っているのは、本人だと証明するためだろう。

「動画は3000円~4000円で販売していました。価格表があって、料金が上がれば、そのぶん過激な内容の動画や画像などになっていきます。ナースやバニーガール、制服などのコスプレ衣装を着たものもありました。既存の動画を何種類か販売し、たまに新作が追加されます。ファンからリクエストを募集することもありました。 動画の内容は大まかにリスト化されており、購入希望者はDMでやり取りします。支払いはPayPayなどで、動画の受け渡しはメッセンジャーアプリやファイル転送サービスで行われていました」(社会部記者) れいにゃこと木村容疑者は、Amazonの「ほしい物リスト」を公開し、ファンからプレゼントを受け付けていた。ほしい物リストには、撮影に使うコスプレ衣装のほか、洗顔パウダーやメイク落とし、日焼け止めなどの消耗品が並んでいる。 いわゆる“裏垢女子”ウォッチャーの男性が語る。「れいにゃのファンは、30~40代の男性が多かった印象です。動画の他にも数千円で使用済み下着、1000円で使用済みパジャマなど、いろいろ売っていました。そういった動画以外の物品の受け渡しは、レターパックでこつこつ行っていたようです。まめだなぁと思うと同時に、『お金に困っているのかな?』とは感じました」 だからこそ、会社員と知ったときは驚いたという。「今年5月に〈会社でつかってる靴欲しい方いますか?〉と靴を2500円で売り出して、“昼職”もやっていたのかと驚きました。動画販売プラットフォームを使うと、大規模に販売しやすいぶん、身バレにつながりかねません。手間がかかろうと小規模に活動していたのは、あくまで副業だったからなのでしょう」 2021年には〈今は必死に運転免許代と全身脱毛するためにお金貯めてます〉や〈皆さんのおかげで運転免許取りに行けるのも同然です、、〉とツイートしており、違法に得た収益の一部は教習所の費用に充てられたようだ。 警視庁によると、近年ではファイル転送サービスなどを利用した同様の動画販売が増えているという。若い女性が生活費を稼ぐため、SNSアカウントを開設し、安易に犯行に及ぶケースも多く、サイバーパトロールが強化されていた。 木村容疑者はこれまでにおよそ170万円を売り上げており、「会社の給料だけではお金が足りなかった。小遣い稼ぎだった」などと供述しているという。その代償は高くついた。
木村容疑者はTwitterで「れいにゃ」と名乗っていた。プロフィール欄には「165cm / C/21歳売り子/動画販売/固ツイ、料金表読んでないと判断したら返しません」と記載されている。アイコンに設定した自撮り写真でTwitterアカウントのIDが書かれた紙を手に持っているのは、本人だと証明するためだろう。
「動画は3000円~4000円で販売していました。価格表があって、料金が上がれば、そのぶん過激な内容の動画や画像などになっていきます。ナースやバニーガール、制服などのコスプレ衣装を着たものもありました。既存の動画を何種類か販売し、たまに新作が追加されます。ファンからリクエストを募集することもありました。
動画の内容は大まかにリスト化されており、購入希望者はDMでやり取りします。支払いはPayPayなどで、動画の受け渡しはメッセンジャーアプリやファイル転送サービスで行われていました」(社会部記者)
れいにゃこと木村容疑者は、Amazonの「ほしい物リスト」を公開し、ファンからプレゼントを受け付けていた。ほしい物リストには、撮影に使うコスプレ衣装のほか、洗顔パウダーやメイク落とし、日焼け止めなどの消耗品が並んでいる。
いわゆる“裏垢女子”ウォッチャーの男性が語る。
「れいにゃのファンは、30~40代の男性が多かった印象です。動画の他にも数千円で使用済み下着、1000円で使用済みパジャマなど、いろいろ売っていました。そういった動画以外の物品の受け渡しは、レターパックでこつこつ行っていたようです。まめだなぁと思うと同時に、『お金に困っているのかな?』とは感じました」
だからこそ、会社員と知ったときは驚いたという。
「今年5月に〈会社でつかってる靴欲しい方いますか?〉と靴を2500円で売り出して、“昼職”もやっていたのかと驚きました。動画販売プラットフォームを使うと、大規模に販売しやすいぶん、身バレにつながりかねません。手間がかかろうと小規模に活動していたのは、あくまで副業だったからなのでしょう」
2021年には〈今は必死に運転免許代と全身脱毛するためにお金貯めてます〉や〈皆さんのおかげで運転免許取りに行けるのも同然です、、〉とツイートしており、違法に得た収益の一部は教習所の費用に充てられたようだ。
警視庁によると、近年ではファイル転送サービスなどを利用した同様の動画販売が増えているという。若い女性が生活費を稼ぐため、SNSアカウントを開設し、安易に犯行に及ぶケースも多く、サイバーパトロールが強化されていた。
木村容疑者はこれまでにおよそ170万円を売り上げており、「会社の給料だけではお金が足りなかった。小遣い稼ぎだった」などと供述しているという。その代償は高くついた。

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