コロナワクチン集団接種の単価、個別より7900円割高…稼働率6割弱にとどまる

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財務省は30日、国の予算が効果的に使われているかを点検する予算執行調査の結果を公表した。
新型コロナウイルスワクチンの集団接種にかかる費用が個別接種に比べて割高になっているとして、厚生労働省に実施状況を踏まえた見直しを求めた。
財務省は政令市など105自治体を対象に、2022年度の接種1回あたりの単価を調べた。大規模会場で行う集団接種の平均単価は1万8240円で、個別接種と比べて約7900円も高かった。会場や人員を確保しても、集団接種の稼働率が平均で6割弱にとどまったことや、接種する医師に払った報酬が、平均で時給2万円を超えたことなどが要因だ。

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