下釜弥容疑者(40)“盗んだタクシー”を運転し帰宅か 40歳男を逮捕 口論になり運転手を無理やり降ろす 福岡市

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福岡市内で4月、タクシー運転手を無理やり降ろし、タクシーを盗んだ疑いで会社員の男が逮捕されました。
男は当時酒に酔っていたとみられています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡市南区の会社員・下釜弥容疑者(40)です。
博多警察署によりますと、下釜容疑者は4月8日午前1時40分ごろ、福岡市博多区竹下でタクシー1台を盗んだ疑いが持たれています。
下釜容疑者は博多駅周辺でタクシーに乗り、68歳の運転手と経路を巡って口論になり、運転手を無理やり降ろしたと言います。
運転手が下釜容疑者から距離をとって、「男性ともめて車から降りろと言われた」と110番通報をしていた隙に、下釜容疑者はタクシーの運転席に乗り込み、そのまま運転していったとみられています。
現場に駆けつけた警察がタクシーのGPSを追跡したところ、下釜容疑者の自宅近くに乗り捨てられていたということです。
調べに対し下釜容疑者は「経路のことで口論になった運転手が戻ってこなかったので運転して盗んだ」と容疑を認めているほか、事件当時、酒に酔っていた旨の供述もしているということです。
警察は当時の状況について詳しく調べを進めています。

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