旭川市の小学校と保育所で、ノロウイルスによる集団感染が発生し、乳幼児や児童など合わせて44人が、下痢やおう吐などの症状を訴えていたことが分かりました。
旭川市保健所によりますと、市内の小学校では、今月5日からきのうまでに児童24人と職員1人の合わせて25人が下痢やおう吐などの症状を訴えました。
また、市内の保育所でも5日から10日にかけて、乳幼児16人と職員3人の合わせて19人が同様の症状を訴えました。
このうち一部の患者の便を検査したところ、いずれもノロウイルスが検出されたため、集団感染と認定されました。
これまでに入院した患者はおらず、全員快方に向かっているということです。
保健所が現在感染経路を調べています。