福岡県の美容専門学校で、バーベキューの火が燃え移り、男子学生1人が死亡した事故で、60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたことが新たにわかりました。 ◇事故は、福岡県柳川市の美容専門学校で5月24日に起きました。現場にいた学生「急に爆発音、大きな音が聞こえて。その音の方を向いたら、みんな騒いでいて、燃えていて…」学校によると、バーベキューには学生と教員、約480人が参加していました。60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたといいます。理事長は、アルコールの危険性を認識した上で、使用後に職員室にアルコールを戻すよう指示していましたが、その場に放置されていたということです。
その後、火が消えかかったドラム缶に教員が消毒用のアルコールを入れたところ、爆発的に炎上。火は近くにいた男子学生4人に燃え移りました。現場にいた学生「地面にぐるぐる。頑張って服を脱ごうとしていて、みんなぼう然…」しかし、重症だった1人は事故から13日後に亡くなり、学校で、集まった学生にそのことが告げられました。現場にいた学生「(アルコールを使い始めた理事長には)もう…、怒りしかないです」事故後、学校は保護者宛てにメールで事故を報告し、事故の発生を謝罪するとともに、不用意にSNSなどで発信しないよう求めていました。
福岡県の美容専門学校で、バーベキューの火が燃え移り、男子学生1人が死亡した事故で、60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたことが新たにわかりました。
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事故は、福岡県柳川市の美容専門学校で5月24日に起きました。
現場にいた学生「急に爆発音、大きな音が聞こえて。その音の方を向いたら、みんな騒いでいて、燃えていて…」
学校によると、バーベキューには学生と教員、約480人が参加していました。60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたといいます。理事長は、アルコールの危険性を認識した上で、使用後に職員室にアルコールを戻すよう指示していましたが、その場に放置されていたということです。
その後、火が消えかかったドラム缶に教員が消毒用のアルコールを入れたところ、爆発的に炎上。火は近くにいた男子学生4人に燃え移りました。
現場にいた学生「地面にぐるぐる。頑張って服を脱ごうとしていて、みんなぼう然…」
しかし、重症だった1人は事故から13日後に亡くなり、学校で、集まった学生にそのことが告げられました。
現場にいた学生「(アルコールを使い始めた理事長には)もう…、怒りしかないです」