【速報】マイナ“不適切登録”13万件 他人の口座748件 不安の声 原因は「ふりがな」?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トラブルが相次いでいるマイナンバーカードに、また新たなトラブル。
河野デジタル相は7日午後、マイナンバーカードと受取口座のひも付けについて、およそ13万件の不適切な登録があったことを発表した。
河野デジタル相「国民の皆さまに安心して公金受取口座の登録を行っていただいて、迅速かつ確実な給付が実現できるよう、引き続き信頼の確保に取り組んでいきたいと思う」
マイナンバーと公金受取口座のひも付けについて、河野デジタル相は7日午後、総点検の結果、およそ13万件の不適切登録があったと発表した。
マイナンバーとひも付け、給付金などを受け取るための公金受取口座は、給付金以外にも税の還付金を受け取る口座としても使うことができる。
2023年2月、国税庁が税の還付金を振り込もうとしたところ、納税者名と口座名が一致しない事案が複数件、見つかっていた。
相次ぐトラブルを受けて、河野デジタル相は、登録された口座に誤りがないか、5月、総点検を指示。
その結果、別人の口座が登録されるトラブルが748件発生していたことがわかった。
また、公金受取口座に本人ではなく家族とみられる名義で登録されていたケースが、およそ13万件あったという。
次々と明らかになるマイナンバーカードをめぐるトラブルに街の人は…。
20代「ちゃんと制度を整えてもらえないと、こっち側は安心して進められないのかな。まだ不安かなという感じ」、「他人に悪用されたり、見知らぬ人に使われるケースもあるのかな。これを機にちゃんとした仕組みを作ってほしい」
トラブルの原因の1つは、マイナンバーには、氏名の漢字のみが登録され、ふりがなが振られていない一方で、金融機関の口座は、カタカナのふりがなだけ登録されていること。
デジタル庁は、誤登録を早期に発見する対策として、漢字の氏名とふりがなの氏名を照合するシステムを年内をめどに開発し、導入を検討するとしている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。