豪雨避難の乗客に賞味期限切れ「五目ごはん」 JR西、非常食で配布

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JR西日本は3日、大雨の影響で特急が長時間停車し、和歌山市内のホテルに一時避難させた乗客47人に賞味期限切れの非常用食品を配ったと発表した。
配布後、乗客からの指摘で昨年11月に期限が切れていたと気付いたが、47人中17人分を回収できなかった。健康被害の報告はないという。
非常用食品は災害時などに配るアルファ米の「五目ごはん」。新大阪発白浜行きの特急「くろしお5号」が2日、豪雨のため加茂郷駅(和歌山県海南市)で停車し、乗客はバスで和歌山市内のホテルへ移動。非常食の五目ごはんが配られたが、客から3日になって賞味期限切れを指摘されたという。
JR西の担当者は「在庫管理の徹底を図り、再発防止に取り組む」としている。

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