北海道でもことし初確認 20代男性がはしか感染 店舗公表し注意喚起 釧路保健所管内

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北海道は31日、釧路保健所管内の医療機関を受診していた20代の男性が、はしかに感染したと発表しました。
道によりますと、男性は5月21日に発熱症状などを訴え、26日に医療機関Aを受診しました。
さらに、27日に医療機関Bを受診して医療機関Cに入院、29日には医療機関Cからはしか患者として届け出が出され、
きのう道衛生研究所の遺伝子検査で、はしかへの感染が確認されました。
現在、男性は医療機関に入院していて、釧路保健所が感染経路を調査しています。
はしかはウイルスにより引き起こされる急性の全身感染症で、感染力が非常に高いといわれていて、
空気感染、飛まつ感染、接触感染により人から人に広がります。
釧路保健所が男性の行動や接触者について調査したところ、周囲へ感染させる可能性のある時期に、
不特定・多数の人が利用する施設を利用していたことが分かりました。
・山花温泉リフレ(釧路市山花)5月20日12:00-17:00
・焼肉居酒屋ぎゅう太(釧路町桂木)5月20日18:00-19:00
・ジョリーパスタ釧路店(釧路町桂)5月21日15:00-16:00
・ビッグバン釧路店(釧路町木場)5月21日16:00-17:00
※現在、いずれの店舗も安全に利用できます。
道は、上記店舗を対象の日時に利用した人に対して、体調に留意し、はしかを疑う症状(発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血等)が現れた場合は、
必ず事前に医療機関に連絡し、医療機関の指示に従うよう呼びかけています。
道内では過去5年、2022年に1人、2019年に6人はしかの感染者が確認されています。

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