アルツハイマー病に新治療法の可能性超音波を照射 副作用もない 東北大学が発表

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東北大学は、アルツハイマー病の治療に非常に弱い超音波をあてることが有効である可能性があると発表しました。
東北大学の下川宏明客員教授らは早期のアルツハイマー病の患者にヘッドセットをかぶせ、特殊な条件の弱い超音波を照射する治験を行いました。その結果、認知機能の悪化を抑制したり、改善したりする可能性が示唆されたということです。
薬物療法と異なり、脳に対して直接治療ができるため副作用もないと言いますが、今回の治験は症例数が少ないため、今年度中に症例数を増やした検証的な治験を始める予定です。
下川教授は「これまでと全く違う方法で新しい治療法が生まれようとしている」と話しています。

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