【校庭にクギ】教育委員会“金属探知機”で調査実施 40分で7本発見 運動会などで使用しそのまま残る 宮城・岩沼市

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東京都杉並区の小学校で起きた、転倒した子どもがクギでひざ付近を十数針ぬうケガをした事故を受け、宮城県岩沼市の小学校で、金属探知機を使ったクギの調査が行われた。
校庭で、地面に機械をかざす教師。
持っていたのは、金属探知機。安全なはずの学校に、不似合いな光景だ。
4月、東京都杉並区の小学校で、転倒した子どもが、クギでひざ付近を十数針ぬうケガをした。
これを受け、宮城県岩沼市の小学校で、教育委員会が金属探知機を使って、調査を行なったのだ。
金属探知機の音が変わった場所を掘ってみると、中から大きなクギがあった。
約40分間で、7本のクギなどが見つかった。
岩沼市教育委員会・池田尚人学校教育課長:見えないところに埋まっているんだと正直びっくり。目視では見つけられない金属も、探知機を使うと見つけることができて、子どもたちの安心安全につながるのではないか。
きっかけとなった東京都杉並区では、その後の調査で、区内の小・中学校などで約4700本のくぎなどが見つかっている。
なぜ、校庭にクギが埋まっているのだろうか。
岩沼市の教育委員会によると、運動会などでラインの目印を固定する時に打ち込み、そのまま残っているケースがあるということだ。
市では、「今後はプラスチック製のものに変えていきたい」としている。
(「イット!」 5月26日放送より)

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