雅子さま、周囲に負担をかける度重なる「遅刻」 どしゃぶりの園遊会で招待客が2時間待ちぼうけ

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「雅子さまは昨今、体調管理のコツを掴まれたように思います。ご療養中の身ではありますが、『突然お出ましをキャンセルする』といったことはめっきり減りました。いまだ宮内庁から事前に『皇后さまはご体調次第で参加される』と案内される行事は多いものの、そのほぼすべてにご出席されています。ただ、それによって側近たちは“新たな課題”を抱えているようです」(皇室ジャーナリスト)
【写真】女性のほうに体を傾け笑う白ブラウスを着た雅子さま。25才ごろ。他、もこもこ白ダウン姿の雅子さま、NY手つなぎデートの小室氏、眞子さん夫妻も 宮内庁は5月12日、両陛下が全国植樹祭に出席されるため、6月3、4日に岩手県を訪問されることを発表した。

「両陛下は3日に東京から空路で岩手県に入り、陸前高田市で、東日本大震災の津波に耐えて生き残った『奇跡の一本松』や、東日本大震災津波伝承館の視察などを行い、被災者とも懇談されます。 翌4日の午前中は大船渡市で、震災後も仮設商店街などで営業してきた店舗が入る商業施設を視察されます。午後には、再び陸前高田市で全国植樹祭の式典に出席される。1泊2日のかなりの過密スケジュールです。 このところ、雅子さまはお出ましに遅刻されることが多く、また、会話を楽しまれるので懇親の時間も予定を超えて大幅に長くなりがちです。遅刻したり、スケジュールが押したりすると、イベントの出席者や、両陛下を一目見たいと沿道で待っている人たちを待たせることになります。岩手の被災者の方の期待は大変大きいですから、落胆につながったら大変です」(前出・皇室ジャーナリスト) この5月上旬、両陛下は愛子さまと一緒にウィーン少年合唱団の公演を鑑賞された。そのときも、会場(サントリーホール、東京・港区)に入られるのが15分ほど遅れたという。「天皇ご一家のご到着が遅れたので、公演もスタートを5分ぐらい遅らせたそうです。さらに、会場から出られるのは、予定より20分ほど後ろ倒しになった。帰途には高齢者や子供を含む奉迎の人がたくさん待っていましたが、かなり時間が遅れたのでしびれを切らして帰る人が相当数いたようです」(皇室記者) それだけではない。天皇ご一家は4月上旬に御料牧場(栃木県)でご静養された。その際も、帰途のご出発の時間が40分ほど遅れたという。「両陛下がお車で移動されるときは、通られる車道を通行止めにします。出発が遅れればその分、栃木から東京までの道のりでそれぞれの県警の警察官がじっと待機しなければならないんです」(警備関係者) 両陛下ともなれば、少しの時間の遅れが、周囲に大きな負担をかけることになる。そのような遅刻が続いていることに危機感を募らせた両陛下の側近は「改善すべきは、改善しなければならない」と課題点を示したという。しかし、またも重要な場面で遅刻は起きてしまった──。高齢の招待客も立ちっぱなし 5月11日、令和初の園遊会が、赤坂御苑(赤坂御用地内、東京・元赤坂)にて開催された。2018年11月以来、4年半ぶりの開催だった。「岸田首相が13時41分に到着するなど、招待客は13時50分には所定の位置について、天皇陛下や皇族方をお待ちする態勢になっていました。予定では、14時10分に陛下と皇族方がずらりと御苑内の丘に並ばれるはずでした。しかし、そのときには雅子さまは赤坂御用地にさえ到着されていなかったのです」(宮内庁関係者) 14時10分を過ぎた頃、両陛下を乗せたセンチュリーが天皇旗をはためかせながら、御用地へと入っていった。「淡い水色の和服をお召しになった雅子さまは、お顔が明るく見えました。車の窓を全開にされて車内灯をつけてくださったからかもしれません。皇后として初めての園遊会とは思えないほど、自信に満ちあふれた表情ではありました」(居合わせた人) ちょうどその頃から急激に気温が下がり、ぽつぽつと雨が降り始めた。「上皇ご夫妻が両陛下でいらした平成時代、おふたりは14時前には到着され、お出まし予定の時刻の前にはスタンバイされていましたが……」(前出・宮内庁関係者) 会場では、車いすテニスの国枝慎吾さんやスピードスケート女子の高木美帆さん、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんなど、各界を代表する招待者が陛下と皇族方をいまかいまかと待つが、お姿はなかなか見えてこない。降ったりやんだりと不安定な天候のなか、不安げな表情の招待客もちらほら見受けられた。「ようやく両陛下と招待者との歓談が始まったのは、予定より15分ほど遅れた14時半過ぎでした」(前出・宮内庁関係者) 両陛下は、ゆっくりと赤坂御苑の新緑のなかを歩まれ、招待客の待つ方向へと足を運ばれた。初夏の訪れを告げる花しょうぶが描かれた雅子さまの和服姿をはじめ、女性皇族方の色とりどりの和服は新緑に映え、圧巻だった。しかし、天候は急激に悪化。雷雨のなか、傘を差されて、両陛下は一人ひとりと丁寧に会話をされた。「親しみやすく、聞き上手な両陛下の色が前面に押し出されていました。陛下と雅子さまは息ぴったりで、話し込まれて進むのが遅れていた雅子さまのところまで陛下が戻られたり、陛下が会話に詰まると雅子さまがさっと助け舟を出されたりと、お互いを助け合われていました」(前出・宮内庁関係者) 招待客と熱心に話し込むことが続き、時間は徐々に押していったようだ。「雅子さまは、平等を重んじられるお方です。どなたかおひとりが“特別”であってはならないと強く意識されていたのでしょう。一人ひとりと丁寧に会話をされていた。雨の中とはいえ、和やかな雰囲気でした。 結局、ご懇談時間は予定時間の20分を超えて、いままでに例を見ないほどの長時間の園遊会となりました。後列の方の招待客は、会場入りから両陛下との懇談まで、どしゃぶりのなか2時間以上立ちっぱなしで待ちぼうけの状態。高齢の招待者もいらっしゃった。気づけば、園遊会の終了時刻は予定より1時間以上も遅れていたんです」(前出・宮内庁関係者) 新型コロナは「5類」になったが、今回の園遊会はコロナ対策が入念にとられ、招待者はこれまでの約半数の1300人あまりに絞られた。名物のジンギスカンやオードブルなどの食べ物、アルコール類は用意されず、ソフトドリンクのみの供与だった。また、陛下や皇族方はマスクをされていた。ただ、招待客が予定より大幅に長く密な状態を作っていたなら本末転倒だろう。今後、タイムスケジュールに気を配ることも重要視すべきかもしれない。「上皇ご夫妻は、平成の時代、常にオンタイムで動かれていました。園遊会のときなど、皇室全体の行事の際は、雅子さまは美智子さまのペースに合わせていけば問題はなかったのです。令和になったいま、雅子さまは自らペースを定めなければなりません。“遅刻癖”を直されて初めて、令和の皇后としての存在感を示されることになるのではないでしょうか」(皇室関係者) 雅子さまの“完全復活”が待ち望まれている。※女性セブン2023年6月1日号
宮内庁は5月12日、両陛下が全国植樹祭に出席されるため、6月3、4日に岩手県を訪問されることを発表した。
「両陛下は3日に東京から空路で岩手県に入り、陸前高田市で、東日本大震災の津波に耐えて生き残った『奇跡の一本松』や、東日本大震災津波伝承館の視察などを行い、被災者とも懇談されます。
翌4日の午前中は大船渡市で、震災後も仮設商店街などで営業してきた店舗が入る商業施設を視察されます。午後には、再び陸前高田市で全国植樹祭の式典に出席される。1泊2日のかなりの過密スケジュールです。
このところ、雅子さまはお出ましに遅刻されることが多く、また、会話を楽しまれるので懇親の時間も予定を超えて大幅に長くなりがちです。遅刻したり、スケジュールが押したりすると、イベントの出席者や、両陛下を一目見たいと沿道で待っている人たちを待たせることになります。岩手の被災者の方の期待は大変大きいですから、落胆につながったら大変です」(前出・皇室ジャーナリスト)
この5月上旬、両陛下は愛子さまと一緒にウィーン少年合唱団の公演を鑑賞された。そのときも、会場(サントリーホール、東京・港区)に入られるのが15分ほど遅れたという。
「天皇ご一家のご到着が遅れたので、公演もスタートを5分ぐらい遅らせたそうです。さらに、会場から出られるのは、予定より20分ほど後ろ倒しになった。帰途には高齢者や子供を含む奉迎の人がたくさん待っていましたが、かなり時間が遅れたのでしびれを切らして帰る人が相当数いたようです」(皇室記者)
それだけではない。天皇ご一家は4月上旬に御料牧場(栃木県)でご静養された。その際も、帰途のご出発の時間が40分ほど遅れたという。
「両陛下がお車で移動されるときは、通られる車道を通行止めにします。出発が遅れればその分、栃木から東京までの道のりでそれぞれの県警の警察官がじっと待機しなければならないんです」(警備関係者)
両陛下ともなれば、少しの時間の遅れが、周囲に大きな負担をかけることになる。そのような遅刻が続いていることに危機感を募らせた両陛下の側近は「改善すべきは、改善しなければならない」と課題点を示したという。しかし、またも重要な場面で遅刻は起きてしまった──。
5月11日、令和初の園遊会が、赤坂御苑(赤坂御用地内、東京・元赤坂)にて開催された。2018年11月以来、4年半ぶりの開催だった。
「岸田首相が13時41分に到着するなど、招待客は13時50分には所定の位置について、天皇陛下や皇族方をお待ちする態勢になっていました。予定では、14時10分に陛下と皇族方がずらりと御苑内の丘に並ばれるはずでした。しかし、そのときには雅子さまは赤坂御用地にさえ到着されていなかったのです」(宮内庁関係者)
14時10分を過ぎた頃、両陛下を乗せたセンチュリーが天皇旗をはためかせながら、御用地へと入っていった。
「淡い水色の和服をお召しになった雅子さまは、お顔が明るく見えました。車の窓を全開にされて車内灯をつけてくださったからかもしれません。皇后として初めての園遊会とは思えないほど、自信に満ちあふれた表情ではありました」(居合わせた人)
ちょうどその頃から急激に気温が下がり、ぽつぽつと雨が降り始めた。
「上皇ご夫妻が両陛下でいらした平成時代、おふたりは14時前には到着され、お出まし予定の時刻の前にはスタンバイされていましたが……」(前出・宮内庁関係者)
会場では、車いすテニスの国枝慎吾さんやスピードスケート女子の高木美帆さん、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんなど、各界を代表する招待者が陛下と皇族方をいまかいまかと待つが、お姿はなかなか見えてこない。降ったりやんだりと不安定な天候のなか、不安げな表情の招待客もちらほら見受けられた。
「ようやく両陛下と招待者との歓談が始まったのは、予定より15分ほど遅れた14時半過ぎでした」(前出・宮内庁関係者)
両陛下は、ゆっくりと赤坂御苑の新緑のなかを歩まれ、招待客の待つ方向へと足を運ばれた。初夏の訪れを告げる花しょうぶが描かれた雅子さまの和服姿をはじめ、女性皇族方の色とりどりの和服は新緑に映え、圧巻だった。しかし、天候は急激に悪化。雷雨のなか、傘を差されて、両陛下は一人ひとりと丁寧に会話をされた。
「親しみやすく、聞き上手な両陛下の色が前面に押し出されていました。陛下と雅子さまは息ぴったりで、話し込まれて進むのが遅れていた雅子さまのところまで陛下が戻られたり、陛下が会話に詰まると雅子さまがさっと助け舟を出されたりと、お互いを助け合われていました」(前出・宮内庁関係者)
招待客と熱心に話し込むことが続き、時間は徐々に押していったようだ。
「雅子さまは、平等を重んじられるお方です。どなたかおひとりが“特別”であってはならないと強く意識されていたのでしょう。一人ひとりと丁寧に会話をされていた。雨の中とはいえ、和やかな雰囲気でした。
結局、ご懇談時間は予定時間の20分を超えて、いままでに例を見ないほどの長時間の園遊会となりました。後列の方の招待客は、会場入りから両陛下との懇談まで、どしゃぶりのなか2時間以上立ちっぱなしで待ちぼうけの状態。高齢の招待者もいらっしゃった。気づけば、園遊会の終了時刻は予定より1時間以上も遅れていたんです」(前出・宮内庁関係者)
新型コロナは「5類」になったが、今回の園遊会はコロナ対策が入念にとられ、招待者はこれまでの約半数の1300人あまりに絞られた。名物のジンギスカンやオードブルなどの食べ物、アルコール類は用意されず、ソフトドリンクのみの供与だった。また、陛下や皇族方はマスクをされていた。ただ、招待客が予定より大幅に長く密な状態を作っていたなら本末転倒だろう。今後、タイムスケジュールに気を配ることも重要視すべきかもしれない。
「上皇ご夫妻は、平成の時代、常にオンタイムで動かれていました。園遊会のときなど、皇室全体の行事の際は、雅子さまは美智子さまのペースに合わせていけば問題はなかったのです。令和になったいま、雅子さまは自らペースを定めなければなりません。“遅刻癖”を直されて初めて、令和の皇后としての存在感を示されることになるのではないでしょうか」(皇室関係者)
雅子さまの“完全復活”が待ち望まれている。
※女性セブン2023年6月1日号

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