銀座強盗6日前、岐阜でも関与か=元アルバイト19歳―警視庁

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東京都中央区銀座の高級時計店で起きた強盗事件で、実行役などとして逮捕された4人のうち、元アルバイトの男(19)が事件の6日前、岐阜県で発生した別の強盗致傷事件にも関与した疑いがあることが19日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁少年事件課は、男が都県をまたいで複数の強盗事件に関与した疑いがあるとみて、詳しく調べる。
捜査関係者などによると、岐阜の事件は2日午後2時15分ごろに発生。同県大垣市島里の会社役員の男性(75)宅に4人が侵入し、男性に暴行を加え、現金が入った金庫を奪って逃走した。逃走に使われた車は、銀座の事件と同様にレンタカーだった。
銀座の事件を巡っては、8日午後6時20分ごろ、高級時計店に覆面をして押し入り、バールでガラスケースを割って高級腕時計約70点(3億円相当)を強奪したとして、高校生を含む16~19歳の4人が強盗容疑で逮捕された。
4人は事件後、レンタカーで逃走。3人が実行役で、1人は運転手役だったとみられる。
当初、互いのことを知らないなどと話していたが、元アルバイトの男ら3人は知り合いだった。その後、高校生も3人のうちの1人と面識があったことが判明した。

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