見つかった遺体の頭部に“クマの傷”か 行方不明の男性と同番号のスマホも 北海道でクマの出没相次ぐ

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北海道幌加内町で駆除されたクマの近くで見つかった人の頭部には、クマによるものとみられる傷がついていたことが新たにわかりました。警察は14日から行方不明となっている男性とみて調べを進めています。また、現場近くには男性が使っていたものと同じ番号のスマートフォンも落ちていたということです。 ◇◇◇15日に発見された遺体の頭部は、14日から行方不明となっている西川俊宏さん(54)とみて、警察が身元の確認を進めています。

西川さんは、北海道幌加内町の朱鞠内湖で1人で釣りをしていたということです。ガイドが迎えに行った時には西川さんの姿は見当たらず、1頭のクマの姿があり、西川さんの胴長靴をくわえていたということです。15日午後には、捜索にあたっていたハンターが体長約1.5メートルのクマ1頭を駆除。警察によると、遺体の頭部はその近くで発見されました。頭部にはクマによるものとみられる傷がついていたことも新たに判明。また、現場近くに西川さんが使っていたものと同じ番号のスマートフォンも落ちていて、警察は17日も捜索を続けるとともに、今後、クマの胃の中も調べるということです。 ◇◇◇その北海道では、各地でクマの出没が相次いでいます。北海道八雲町で今月7日に撮影された動画に映っていたのは、クマ1頭と子グマ2頭。「ほら、危ない危ない」「初めてクマに遭遇した」という声も記録されていました。室蘭市では12日から16日朝までに、6件の目撃が相次ぎ「ヒグマ注意報」が出されています。15日夜は学校も近い住宅街で目撃されたことから、警察などがパトロールし警戒中です。さらに、札幌市内でも16日朝だけで3件の出没情報がありました。恩田湖菜記者「小学校からも近い川の付近でクマの目撃情報があり、札幌市が調査を行っています」専門家はクマの生息地が広がっていると指摘します。酪農学園大学・佐藤喜和教授によると、「出没情報がなかった地域でも、クマの目撃や出没が増えている。クマが出没しにくいまちづくりとか、出没に強いまちづくりを地域全体として取り上げなければいけない」ということです。
北海道幌加内町で駆除されたクマの近くで見つかった人の頭部には、クマによるものとみられる傷がついていたことが新たにわかりました。警察は14日から行方不明となっている男性とみて調べを進めています。また、現場近くには男性が使っていたものと同じ番号のスマートフォンも落ちていたということです。
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15日に発見された遺体の頭部は、14日から行方不明となっている西川俊宏さん(54)とみて、警察が身元の確認を進めています。
西川さんは、北海道幌加内町の朱鞠内湖で1人で釣りをしていたということです。ガイドが迎えに行った時には西川さんの姿は見当たらず、1頭のクマの姿があり、西川さんの胴長靴をくわえていたということです。
15日午後には、捜索にあたっていたハンターが体長約1.5メートルのクマ1頭を駆除。警察によると、遺体の頭部はその近くで発見されました。頭部にはクマによるものとみられる傷がついていたことも新たに判明。また、現場近くに西川さんが使っていたものと同じ番号のスマートフォンも落ちていて、警察は17日も捜索を続けるとともに、今後、クマの胃の中も調べるということです。
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その北海道では、各地でクマの出没が相次いでいます。
北海道八雲町で今月7日に撮影された動画に映っていたのは、クマ1頭と子グマ2頭。「ほら、危ない危ない」「初めてクマに遭遇した」という声も記録されていました。
室蘭市では12日から16日朝までに、6件の目撃が相次ぎ「ヒグマ注意報」が出されています。15日夜は学校も近い住宅街で目撃されたことから、警察などがパトロールし警戒中です。
さらに、札幌市内でも16日朝だけで3件の出没情報がありました。
恩田湖菜記者「小学校からも近い川の付近でクマの目撃情報があり、札幌市が調査を行っています」
専門家はクマの生息地が広がっていると指摘します。

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