市議が無断で山菜採取、土地所有者に見つかり偽名…「軽い気持ちでやってしまった」

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福岡県那珂川市の山林で、同市の男性市議が山菜を土地の所有者に無断で採った疑いがあるとして、福岡県警から事情を聞かれていたことがわかった。
森林の産物を許可なく採るのは森林法で禁止されており、市議は読売新聞の取材に「軽い気持ちでやってしまった。所有者の方に申し訳なく、反省している」と話した。
市議によると、4月6日午後、同市山田の山林で山菜・コシアブラを一人で採取しているのを、所有者に見つかった。その際、偽名を名乗ったが、免許証の提示を求められたため、本名を明かしたという。市議は「議員という立場があり、その場で許していただければという気持ちになってしまった」と説明する。
市議は春日署から事情聴取を受け、二度としないという内容の申立書を提出。所有者に被害届を出す意思がないことから、同署は立件しない方針。

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