「獲物待つワニの気分」温泉巡りが趣味の男、大浴場の湯船で待ち伏せ…脱衣場荒らし繰り返す

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ホテルなどの大浴場の湯船につかって他の客を待ち、浴場に入ってきた隙を狙って脱衣所のロッカーから現金などを繰り返し盗んだとして、兵庫県警は12日、大阪市東住吉区のリフォーム業の男(53)を窃盗などの容疑で逮捕したと発表した。
男は「獲物を待つワニの気分だった」と容疑を認めているという。被害は1~6月に京都や兵庫、広島など11府県で計22件158点(総額約150万円相当)に上る。
発表では、男は3月27日夜、兵庫県姫路市内のビジネスホテルの大浴場の脱衣所で、別の宿泊客が入浴している隙を見て、衣服などを入れたロッカーをドライバーでこじ開けて鍵を盗み、客室に侵入して約50万円入りの財布を盗むなどした疑い。ホテルの防犯カメラの映像から男が浮上した。
男は観光や温泉巡りが趣味で、各地を旅行しながら盗みを繰り返していたといい、「風呂を楽しみながら待ち伏せをしていた」と供述しているという。

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