世帯年収約1000万円、頭金200万円未満で「東京23区の一戸建て」を購入した40代夫婦の後悔

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憧れのマイホーム購入。分譲マンションか戸建てか、新築か中古か。ローンは固定金利と変動金利、どちらが良いのか。頭金はどれくらいあれば安心なのか……。住宅購入にあたっては、気になることがたくさんありますよね。

All About編集部は2022年12月1日~2023年3月28日、2017年以降にマイホームを購入した人を対象にアンケート調査を実施。世帯年収や頭金、住宅ローンの有無、購入時に気が付かず後悔していること、将来の不安などを聞きました。今回紹介するのは、2017年に東京23区内の戸建てを購入した47歳女性のエピソードです。住宅購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

回答者のプロフィール回答者本人:47歳女性、正社員(事務系)
家族構成:既婚(子あり)
パートナー:正社員(教員)
世帯年収:980万円(自分370万円、パートナー610万円)

購入したマイホーム/住宅ローンの情報購入した物件:東京23区内、戸建て
住宅ローン:変動金利型35年ローン、4100万円(月々13万円)
頭金:200万円未満

世帯年収約1000万円、40代夫婦の後悔こちらの女性の後悔は、住宅ローンの組み方について。「夫婦で分割のローンにすれば良かった」と後悔しているそうです。詳しく話を聞くと、「住宅ローン減税があるのですが、もともとの税金の額が少ないせいなのか、減税率いっぱいの減税額になりません。別ローンにしていれば、戻ってくる金額も多かったのかなあと思っています。また、35年と返済期間が長いので、退職後もローン返済が続いてしまうことに、いまさらながら不安を感じるようになってきました。もう少し無理のない計画、予算にすれば良かったです」と話しています。

マイホームや将来に関する不安将来については、やはり住宅ローンへの不安が大きいようで「退職後もかなりの期間ローン返済が続くので、ローン破綻しないかどうか心配です。また、夫婦が2人ともフルタイムで働いていくことが前提のローン返済なので、どちらかが働けなくなったり収入が減った場合、どうなってしまうのか不安です」とのこと。

戸建てのため「時期が来たら修繕にもまとまったお金が必要になるのかなと思います。マンションと違って修繕積立金がないため、自分で計画的に貯めておかねばとは思うのですが、なかなか難しいです」とも話していました。
(文:All About編集部)

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